お金をかけて制作会社に依頼するからには効果的なWebサイトを作りたいですよね。
そこで、Web制作で押さえておくべきポイントを、依頼する方目線での「Web制作あるある」を通じてご紹介します。
サイト制作を依頼する際に気をつけること・会社選びのヒントにお役立てください。
目次
【あるあるその1】他の業務もある中でWeb担当になった
お問い合わせいただいてお話を伺うと、このようなWeb担当者様の声を聞くことがあります。
- Web担当者が数年に1度代わるため、以前の記録が抜けている
- Web担当の部署が存在しないので兼任している
- 社内で多方向から要望が来てしまい、まとまらない
Web制作を始める前に必ず決めておくべきこととして、以下の点が挙げられます。
- ・ホームページ制作の目的
- ・ホームページのターゲット
- ・今のホームページの課題、改善したい点
- ・アピールしたいポイント、強み
- ・納品希望日
- ・予算
他の業務もある中でこれらの事項を詳細に定めて、進行管理していくことは大変なことだと思います。 また、自分ではわからない自社の魅力や課題点が隠れている可能性もあります。 納品希望日・予算など貴社にしか判断できない部分は最低限固めておき、詳細な課題や解決方法については状況を汲み取りWeb制作をリードして管理・進行してくれて、新しいアイデアを提案してくれる会社と出会えたら良いなと思うものです。
提案力&ディレクション力のある会社に出会うために押さえたいポイント
提案力やディレクション力のある会社だと判断するには、過去に提案したアイデアの具体例や制作実績数、ジャンルについて気になる制作会社に問い合わせて直接聞いてみても良いでしょう。 制作会社のサイトには載っていない実績を聞ける場合があります。その会社の特徴をより知ることができるきっかけとなるはずです。 モノクスではお問い合わせから一度ヒアリングのお時間をいただいて、それをもとに貴社の課題〜解決法までの要点をまとめた提案書を作成します。 コーポレートサイト・LP・サービスサイトなど様々な実績があるモノクスがリードしてWeb制作に必要な情報を伺い、貴社の状況にあったWeb制作の進め方ややるべきことをご提案できます。
【あるあるその2】過去のWeb制作で苦い思い出がある
制作会社から期待した提案がこない
Web制作会社から期待した提案がこない場合には、事前に要望を伝えたにも関わらず、提案書が打ち合わせの内容をなぞっただけのものだったり、意図と違う内容だったりすることがあります。 これは、制作会社と発注者の認識差が原因です。制作会社は発注者の事業や経営戦略などについてはキャッチアップの努力はするものの、社内の人以上に詳しくなることは難しいからです。 その結果、発注者側は期待した提案がこない、制作会社側はその発注者の要望を汲み取れなかった、といった結果になってしまうことがあります。
報告がない
Web制作の中で、途中経過の報告が無い場合には制作進捗の確認ができず、プロジェクトの進行状況を把握することが困難になります。 また、制作会社とのコミュニケーションも取れなくなり、要望や修正の提出もできなくなります。 待ちに待って成果物を確認した結果、結局期待はずれだった場合には制作期間が過長になり、予算やスケジュールの遅れが生じる可能性があります。
契約内容の認識違い
ミーティングのときにはやってくれると言っていたはずのものが結局別料金になってしまった… というトラブルもあるかもしれません。 依頼者様と請負側とで契約内容の認識が違っている場合には、制作物の要求に違いが生じることがあり、期待通りの結果が得られない可能性があります。また、契約内容についての相違は、制作期間や予算に影響を与えるため、スケジュールや予算の遅れが発生する可能性があります。 契約内容についての意見の相違や認識がズレていた事によって、依頼者様と請負側との間の信頼関係を損なってしまい思い通りのWeb制作ができなかったということもあるでしょう。
苦い思い出を繰り返さないために押さえたいポイント
期待通りの提案をしてもらうには
制作会社には初期の段階でできる限り情報を提供し、発注者の要望、業界のポジション、経営戦略、中期から長期までのビジョンなどを共有することが大切です。そうすれば、制作会社は発注者の想いを受け取り、知識やアイデアを総動員し、最適なWebサイトの制作案を企画提案することができます。 しかし、本記事のあるあるその1で述べたとおり他の業務もある中で情報を詳細に定めることは大変で、自分ではわからない自社の魅力や課題点が隠れている可能性もあります。 モノクスは汲み取り力と提案力に自身があります。ヒアリングでざっくばらんに貴社の状況をお伝えいただければ、その中で課題と解決方法をご提案することができます。 貴社の課題を整理して、思いもよらなかった魅力を引き出すお手伝いができます。
報告をしてもらいながら安心して制作を進めるには
スケジュールを組む際に、途中経過報告のタイミングを入れることを制作会社に依頼してみると良さそうです。 また、コミュニケーションが取りやすい状況をしっかり確保する必要もあります。 メールでしか対応できないと言われる場合もあるため、依頼前によく確認しておきましょう。 モノクスでは、担当者がついて密に連絡が取れる状況を確保しています。 要件定義、デザイン、コーディングなどの各フェーズでお客様確認の期間を設けて、納得のいくWeb制作となるように進行管理を行っています。
認識を揃えて円滑なWeb制作をするには
制作を始める前に、要件定義を紙面にまとめておくことが効果的です。 要件定義の際にはWeb専門用語が出てきて曖昧な理解のまま進んでしまう可能性があるため、少しでも曖昧な部分は制作会社に質問してひとつずつ明確にしていくことをおすすめします。 モノクスでは、トラブルを防ぐために詳細な要件定義書の用意が可能です。 制作を始める前のヒアリングと汲み取り力でお客様にご好評いただいており、リピートして依頼してくださる企業様が数多くいらっしゃいます。
【あるあるその3】今さら言われても…!決裁者が公開前に実物を見た際に「イメージと違う!」と言われる
決裁者や関係部署の方が公開前に実物を見た際に「イメージと違う!」と言われることがあります。 これによってサイト完成間際に大幅な修正が入り、納期遅れ・追加費用の発生が起こる可能性があります。 事前に詳細な報告を行わなかったため、決裁者や関係部署とのすれ違いが起こっていることが原因です。 制作会社のディレクターは、事前に確認してもらうタイミングを提示したり、協議する場を設定したりすることがありますが、社内事情を完全に理解できない協力会社という立場上、完璧なケアは難しいです。 貴社のWeb担当者と制作会社とが連携して、 決裁者や関係部署とのやり取りを円滑に進め、途中経過を適宜報告することで、共に計画通りの納品が可能になるよう努力することが大切です。 制作会社のディレクターは、事前に確認してもらうタイミングを提示したり、協議する場を設定したりすることがありますが、社内事情を完全に理解できない協力会社という立場上、完璧なケアは難しいです。 貴社のWeb担当者と制作会社とが連携して、決裁者や関係部署とのやり取りを円滑に進め、途中経過を適宜報告することで、共に計画通りの納品が可能になるよう努力することが大切です。
決裁者にも納得してもらいながら制作を進めるために押さえたいポイント
ワイヤーフレームやイメージ、デザインなどを明確に伝えることで、それを基に決裁者や関係部署との調整を行うことができます。事前に問題点を洗い出し、修正することができます。 実際にサイトがテストアップできた時期には、アクセス権を決裁者に付与して実際に確認してもらうことも必要に応じて行います。 社内稟議を取る・中間報告をするといったように、決裁者にむけてプレゼンを行う機会は何度かあって意外と手間がかかります。モノクスでは、決裁者に向けた資料作りのお手伝いも承っています。 人の心を動かす制作を続けてきた実績のある私達モノクスが、決裁者に納得してもらえるような資料作りを行います。
【あるあるその4】サイト制作の途中で追加したい機能が増えた
Web制作において、初めは漠然としていたリニューアルも、デザインができてきて実物を目の当たりにすると、これまで見えなかった部分が気になり始めます。そして、新たなアイデアが浮かび、修正や追加が必要になる場合があります。 思いついたことをそのまますべて叶えようとするとプロジェクト方向性や目標が揺らいでしまい納期や予算が大幅に延びる可能性があります。
追加したい機能がある場合に押さえたいポイント
- 予算やスケジュールを見直し、優先順位を決定して、必要な機能だけに絞り込む
- 開発工数やコストを知り、機能追加の要望に対して、制作会社からの説明や提案を受ける
追加したい機能は、後から追加することも可能です。 追加したい機能によっては、外部サービスを活用することで実現することもできます。 大事なことは、プロジェクトを長期的に見ることで今追加したい機能は必要なのかと向き合うことです。 完成に近づくと具体的な部分が見えてきて細かいところが気になり、細かな機能が欲しくなりがちですがあまり複雑な機能は後に「使いづらさ」につながってしまうこともあります。 迷ったら、制作会社に相談してみてはいかがでしょうか。新たな視点で向き合うことができ、より良い判断につながるかもしれません。 モノクスでは追加の相談も受け付けています。 相談内容を言われるがままに反映させるわけではなく、「本当に必要な機能なのか」「効率的な方法はないか」を考えた上で追加提案します。無駄遣いすることなく最適化されたサイト制作が可能になります。
【あるあるその5】制作が終わったあとの運用も頼みたい
- ホームページ内の情報更新
- サーバーやドメインの支払い
- 更新システムのバージョン管理
- Webマーケティング施策の考案実施
- Web解析
- ホームページ上からのお問い合わせ対応
これらが、制作後の運用に関わる要件です。 制作に集中するあまり制作後の運用について曖昧なまま発注〜制作進行してしまい、内容によっては制作会社では対応してもらえず新たに運用の会社を探さなければいけなくなる場合もあるかもしれません。
決裁者にも納得してもらいながら制作を進めるために押さえたいポイント
Webマーケティング施策の考案実施、Web解析に注力したい場合は、その分野を得意とするマーケティング企業に依頼するのがおすすめです。 ホームページの発注時に運用に関する話まで行い、制作会社で対応できるのか?料金はどれくらいかかるのか?把握しておけるとあとで安心です。 モノクスでは、運用内容を伺って内容にあった運用費用をご提案します。 更新システムのバージョン管理、Google Analyticsのレポート提出(数値のみ)、ホームページ内の情報更新、サーバーやドメインの支払いが可能です。
まとめ
Web制作の上で気をつけておきたいポイントについて「Web制作あるある」を通じて解説させていただきました。大きなポイントは下記の5点です。
- 過去の実績や具体的に課題解決した方法を直接聞いてみる
- 依頼の前に制作のあとの運用についても確認する
- 制作に入る前に中間報告のスケジュールや要件定義の認識をしっかり合わせておく
- 決裁者には明確に報告し、確認してもらう
Web制作で起こりうることを事前にチェックしておけば、トラブルを事前に回避してスムーズに効果的なサイト制作をすることができます。 貴社の事業をサポートする、頼れる伴走者となるサイトが制作できることを願っています。