WEB制作は、ただ見た目のデザインを整えるだけの作業ではありません。この記事では「はじめてのWEB制作に向けて、何を準備したらいいか分からない」という方向けにWEB制作会社モノクスにおける「コーポレートサイト制作の基本的な流れ」を順番に解説します。各工程が何を目的としているのか、そして、各工程でクライアント様にお願いすること、WEB制作会社が行うことについても詳しくご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
「WEB制作を依頼したいけれど、何から始めればいいかわからない……」
「制作会社との打ち合わせでは、何を準備しておけばいいのだろう……」
「デザインや文章は、どこまで自社で用意する必要があるのだろう……」
普段の日常生活で当たり前のように目にするWEBサイトですが、コーポレートサイト制作やホームページの制作を”依頼する側”になると、このような不安を感じる方も多いです。
WEB制作は、ただ見た目のデザインを整えるだけの作業ではありません。
会社の強みや事業内容、採用・集客・問い合わせなど「サイトの目的」を整理し、「誰に、何を、どのように伝えるか」を設計したうえで、テキスト、デザイン、UI/UXといった要素を1つひとつ形にしていくものです。
この記事では「はじめてのWEB制作に向けて、何を準備したらいいか分からない」という方向けに
WEB制作会社モノクスにおける「コーポレートサイト制作の基本的な流れ」を順番に解説します。
各工程が何を目的としているのか、そして、各工程でクライアント様にお願いすること、WEB制作会社が行うことについても詳しくご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
WEB制作は、デザインを作る前の「設計」が大切です
WEB制作というと、最初にデザインを思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん、見た目の印象や使いやすさはとても大切ですが、
「成果につながるWEBサイト」を作るためには、デザインに入る前の「設計」の工程が欠かせません。
たとえば、同じコーポレートサイトでも、
・認知拡大を狙いたい。
・問い合わせ獲得を最大化したい。
・採用強化を行いたい。
・既存顧客への信頼感を向上させたい。
といった「サイトの目的」に応じて、必要なページ、伝えるべき情報、導線、コピー、デザインなど、
サイトを構成する要素全体の方向性を調整する必要があります。
そのためモノクスでは、テンプレートのデザインに情報を当てはめるだけの簡易な制作ではなく、事業内容や課題を丁寧にヒアリング・整理したうえで、クライアント様それぞれに最適なWEBサイト全体のコンセプト設計、サイト構成、テキスト、デザインのご提案を行っています。
コーポレートサイト制作の基本的な流れ
ここからは、WEB制作の基本的な流れを8つの工程に分けてご紹介します。
① 初回ヒアリング
WEB制作を行うにあたり、最初に実施するのが「初回ヒアリング」です。この工程では、お問い合わせいただいた内容をもとに、会社や事業のこと、現在のWEBサイトに関する課題、今回の制作で実現したいことなどをオンラインでお伺いします。
たとえば、以下のような内容を確認します。
・会社・事業の特長
・主なサービスや商品
・競合他社との違い・強み
・現在のWEBサイトの課題
・制作・リニューアルの目的
・問い合わせや採用エントリーなど、獲得したい成果
・想定しているターゲット層
・ターゲットの主な流入経路
・追加・踏襲したい機能やページ
・デザインの好みや避けたい表現
・公開希望時期やご予算
初回ヒアリングの目的は、単に掲載する情報を聞き出すことではありません。
クライアント様自身もまだ言語化しきれていない魅力や課題を整理し、WEBサイトで何を伝えるべきかを明確にするための大切な準備の時間です。
クライアント様には、オンラインのお打ち合わせにて、制作会社側が質問する内容にお答えいただきます。基本的には口頭でお伺いいたしますので、ヒアリング前に課題やご要望を整理しておくと、よりスムーズに進行できます。
制作会社側との認識のズレが生じることを防ぐために、
上記項目を参考に、簡単にで構わないので概要をまとめておくことをおすすめします。
② 方向性ご提案
ヒアリング内容をもとに、WEBサイト全体の方向性をご提案します。この段階では、主に以下の内容を制作会社側が整理して提案書にまとめます。
・サイト全体のコンセプト
・サイトマップ(サイト全体のページ構成)
・トップページのワイヤーフレーム(コンテンツやレイアウトの設計図)
・デザインの方向性
コンセプトとは、WEB制作における全体の「軸」となる考え方を示す言葉です。
「この会社をどのように見せるのか」「訪問者にどんな印象を持ってもらうのか」「何を一番伝えるべきなのか」を定めることで、サイト全体に一貫性が生まれます。
サイトマップでは、トップページ、会社案内、事業紹介、実績紹介、採用情報、お問い合わせなど、サイトに必要なページを整理し、各ページにどのようなコンテンツを掲載するかをご提案します。
ワイヤーフレームでは、たとえば、
・サイトを訪れた際に最初に表示されるメインビジュアルではどんなコピーを訴求するのか。
・スクロールしていくとどんなコンテンツが紹介されていくのか。
といった、サイトの顔となるトップページに掲載するコンテンツを、どの順番で見せるかを検討するための「設計図」をご用意いたします。
そして、コンセプトに応じて、どのようなデザイン制作していくかを参考サイトなどを用いてご提案します。
モノクスでは「成果につながる構成になっているか」「ターゲットに伝わる内容になっているか」を考えながら、できるだけ具体的なご提案を行いますので、必要に応じて提案前に、クライアント様に会社案内やサービス紹介資料などのご支給をお願いする場合もございます。
③ 方向性FIX
ご提案内容をご確認いただいたうえで、サイト全体の方向性をFIX(決定)していきます。この工程で決めるのは、単なる見た目の好みだけではありません。
・コンセプトは会社や事業の色に合っているか
・ページ構成に過不足はないか
・コピーやコンテンツの内容に認識の相違がないか
・ターゲット層が好むデザインを制作できそうか
このようなWEB制作の「軸」を最初に固めることで、その後のワイヤー作成・デザイン制作・コピー作成がスムーズに進みます。
方向性が曖昧なまま制作を進めてしまうと、後から「思っていたイメージと違う」「何を伝えたいサイトなのかわかりにくい」といったズレが生じやすくなり、制作や修正やり取りに時間がかかってしまうことも。
そのため、この段階で双方の認識をすり合わせることが大切です。
ご提案内容に対して、クライアント様には、修正したい箇所があれば「なぜ修正したいのか」を明確にしたうえで修正依頼を行っていただきます。
大切なのは「なんとなく」で修正していくのではなく、「ターゲットにこう感じてほしいから/事業内容の認識が間違っているから」といった理由をきちんと提示すること。
制作会社側も、言われた通りに直すのではなく、修正意図に沿った新たなご提案がしやすくなり、双方が納得したうえでより良いWEB制作を実現することができます。
④ 下層ページのワイヤー作成・FIX

サイト全体の方向性が決まったら、制作会社側が下層ページのワイヤーフレームを作成します。
ワイヤーフレームとは、前述したとおり「ページの設計図」のようなものです。デザイン制作に入る前に、どのページにどの情報を載せるのか、どの順番で見せるのか、どこにボタンやお問い合わせ導線を置くのかを整理します。
この工程では、各ページの役割を明確にしながら、訪問者が必要な情報にたどり着きやすい構成を検討します。
モノクスでは、ヒアリング内容やご予算に合わせてクライアント様それぞれの事業・特色に合わせたオリジナルのページ構成やコンテンツをご提案いたします。
テンプレートではなく、ターゲットが必要としている情報は何か、どの順番で伝えるのが最も分かりやすいか、クライアント様の魅力を最大限伝えるために必要なコンテンツは何か、などさまざまな視点を考慮しながら、各ページの設計を組み立てています。
クライアント様には、各ページの掲載内容に過不足がないか、事業内容や表現に誤りがないかをご確認いただき、修正やり取りを行いながら各ページの内容をFIXしていきます。
⑤ トップページデザイン作成・FIX

ワイヤーフレームとデザイン方向性(参考サイト)をもとに、トップページのデザインを作成します。
(下層ページのワイヤーフレームと同時進行でトップページのデザイン制作を行う場合もあります)
トップページは、WEBサイト全体の印象を決める重要なページです。会社の雰囲気、強み、信頼感、サービスの特長などを、デザインとコピーの両面から表現します。
この段階では、以下のような要素を確認します。
・メインビジュアルの印象
・色やフォントの方向性
・写真・イラスト・図版の使い方
・余白やレイアウトの雰囲気
・ボタンや導線の見せ方
・ヘッダー/フッターの構成
トップページのデザインが固まると、下層ページのデザイン展開もしやすくなります。クライアント様には、デザインの印象や内容の方向性をご確認いただきます。
モノクスでは、コンセプトやターゲットに合わせて、見た目の美しさだけでなく、情報の伝わりやすさや導線も含めたデザインを作成します。
WEB制作を行っていると、時折こんなご連絡をいただくことがあります。
「会社の役員・代表にサイトの最終確認を依頼したら、根本からNGを出されたので全ページのデザインをやり直してほしい」
制作会社との窓口を担当してくださっている方からワイヤーフレーム・デザインのFIXをいただいていても、上長や役員、代表への確認・承認はもらえておらず、制作終盤でやり直しが発生してしまうケースです。
モノクスでは、ワイヤーフレームやデザインに十分な制作時間をいただいてWEB制作を行っているため、一度FIXした構成やデザインを根本からやり直すには、同じくらいの時間と労力が必要となります。
WEB制作をご検討されている場合は、サイト全体の方向性やワイヤーフレーム、デザインといった各工程で最終的な意思決定を行う方への確認フローの整理もぜひご協力いただけますと幸いです。
⑥ 全ページデザインFIX
トップページのデザインが確定した後、下層ページのデザインを作成します。下層ページでは、トップページで決めたデザインの世界観を保ちながら、各ページの内容に合わせてレイアウトを展開していきます。
たとえば、サービス紹介ページでは内容のわかりやすさ、実績紹介ページでは信頼感、採用ページでは働くイメージの伝わりやすさなど、ページごとの目的に合わせてデザインを調整します。クライアント様には、全ページを通してデザインに統一感があるか、情報が見やすいか、スマートフォンでも読みやすい構成になっているかを確認していただきます。
⑦ コピー・テキストFIX
デザインと並行して、コピーやテキストの確認・調整を行います。WEBサイトに掲載する文章は、単なる説明文ではありません。会社の魅力や強み、サービスの価値を、訪問者にわかりやすく伝えるための大切な要素です。
モノクスでは、クライアント様にすべての文章を一からご用意いただくのではなく、ヒアリング内容をもとに、伝わりやすい構成や表現をご提案します。
またSEO/AIO対策として、世界観や自然な言い回しを崩すことなく、自然検索で上位表示を狙えるような工夫を織り込むことも得意としています。もちろん、専門的な内容や正確な表現が必要な部分については、クライアント様にご確認いただきながら調整いたしますのでご安心くださいませ。
⑧ コーディング・テストサイト確認・本番公開
デザインとテキストが確定したら、コーディングを行います。コーディングとは、デザインデータを実際にWEBブラウザで見られる形にする工程です。
パソコン、スマートフォン、タブレットなど、さまざまな画面サイズで正しく表示されるように実装していきます。
コーディング後は、テストサイトをご確認いただきます。テストサイトでは、以下のような項目を確認します。
・表示崩れがないか
・文章や画像に誤りがないか
・ボタンやリンクが正しく動作するか
・お問い合わせフォームが正常に送信できるか
・スマートフォンでも見やすいか
・表示速度や基本的なSEO設定に問題がないか
最終修正が完了したら、いよいよ本番公開です。おつかれさまでした!
クライアント様にお願いすること、制作会社が行うこと
WEB制作は、クライアント様と制作会社が一緒に作り上げていくものです。
クライアント様には、事業内容や社内の想い、サービスの特長、確認・判断が必要な情報をご共有いただきながら、各工程の確認作業や修正やり取りにご協力いただきます。
制作会社側では、ご支給いただいた情報をもとに、サイト構成、コンセプト、デザイン、コピー、導線などを整理し、WEBサイトとして伝わる形に設計します。
すべてをクライアント様だけで考える必要はありません。
「何を載せればいいかわからない」「自社の強みが言語化できていない」という段階でも、ヒアリングを通じて必要な情報を整理しながらWEB制作をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
AI時代でも、人が関わるWEB制作に価値がある理由
近年、AIを使って文章やデザイン、簡易的なWEBサイトを作ることもできるようになってきました。その一方で、企業の魅力を正しく伝え、成果につながるWEB制作を実現するためには、まだまだ人の視点やアイデアが欠かせないと、私たちは考えています。
なぜなら、WEBサイトに必要なのは、情報を並べることだけではないからです。
・会社の強みを見つけること。
・お客様や求職者が知りたい情報を整理すること。
・競合と比べたときの違いを言語化すること。
・どの順番で見せると伝わりやすいかを考えること。
・会社らしさが伝わる表現に整えること。
・遊び心のあるコンテンツを用意すること。
これらは、丁寧な対話や理解があってこそ実現できることです。
モノクスでは、テンプレートに当てはめるだけのWEB制作ではなく、クライアント様の事業や想いを丁寧にヒアリングし、コンセプト設計からデザイン・コピー・導線まで一貫してご提案します。
「きれいなサイトを作る」だけでなく、会社の魅力が伝わり、成果につながるWEBサイトを目指しています。
成果につながるWEB制作は、丁寧な対話と設計から始まります
ここまでお読みいただきありがとうございました。WEB制作は、デザインやコーディングだけで完結するものではありません。
初回ヒアリングで目的や課題を整理し、コンセプトやサイト構成を設計し、デザイン・コピー・導線を一つひとつ形にしていくことで、はじめて成果につながるWEBサイトになります。
はじめてWEB制作を依頼する場合でも、最初からすべてを整理しておく必要はありません。「何を載せればいいかわからない」「自社の魅力をうまく言葉にできない」という段階からでも、制作会社と一緒に整理していくことができます。
コーポレートサイト制作やホームページリニューアルをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください!











